尾鷲金盛丸とは

尾鷲金盛丸とは            
          

1930年に創業した老舗のまぐろ仲買人です。

           

尾鷲漁港・那智勝浦漁港から買い付けているため

           

鮮度の高いマグロが手に入ります。

           

そのような鮮度の高いマグロを使って近年では加工品に力を入れています。

           

日本航空(JAL)ファーストクラスでご使用いただいた

           

「極上まぐろの角煮」などは弊社を代表する1品です。

           
          

ご挨拶

当主は私で四代目になります。30 歳まで地元を離れ、IT 関連企業に勤務
しておりました。当時、生活には何の不満もなく、日々それなりに楽しく
過ごしていましたが、 ある時「君は人生を何のために生きていくの?」
という何気ない問いかけが、それ以降の私の生き方を変えてくれました。
実はこのとき、私は何も答えられなかったのです。
それ以来、何のために生きるのか、自分はどう生きてゆきたいのか。
その答えを探し求め、自問自答を繰り返しました。


そんな中、ふとした時に耳に入ってくる故郷の様子。 尾鷲の高齢化、
人口減少が加速していることや、尾鷲を取り巻く経済状況の厳しさを知り、
尾鷲のために何かしたい、と強く考えるようになりました。
『尾鷲に少しでも貢献していこう』と覚悟を決め、34 歳で尾鷲に戻り、
家業である金盛丸を継ぐ決意をしました。


金盛丸の看板商品のひとつだった「まぐろの角煮」を通して県外の皆さんに
尾鷲を知ってもらい、 尾鷲に足を運んでいただくきっかけになればと、
さらなる改良を重ねました。それから数年が経過し、今では日本航空
ファーストクラスで使っていただけるような商品に成長しました。


現在では“まぐろ屋” として、日々の食卓を彩る多くのマグロ加工品を
開発しています。「尾鷲のために・・・」の初心を忘れず、
地域イベントを手がけたり、地元団体の役員なども引き受け、
奮闘の日々です。